前に父の遺品について書きましたが、今回はお金(遺産)と保険の話。
また面白くもなく、長く、わかりにくい(これは私の文章能力の無さのせいで
)
文章になってますが我が家の場合です。
もともとうちは貧乏家庭なので父の預貯金はたいした額はなく
父の財産としては住んでいる家と土地がほぼ全てでした。
それも価値総額は数百万円ほどで、ほぼ土地の価格です。
築20年以上経っていた家の価値がほとんど無くなってたことには
当時驚きました。
車は親戚に引き取ってもらい(前々記事参照)家はそのまま
家族で住んでいるので現金化した不動産はありませんでした。
家・土地の名義は母にかえて、わずかな父の預貯金も、
それ以前から我が家の家計管理をしていた母に引き続き
管理してもらい家族の生活費となることに生計をともにしている
私も妹も異論があるはずもなく揉めることもなく、
不動産、現金合わせた遺産総額にしても数百万だったので
税金も一切発生せず相続は終わりました。
というわけで父の現金遺産はほとんどないに等しく、
葬儀費用と我が家に準備のなかったお墓や仏壇の
新設購入費用だけでも足が出るような状態でしたが
父の生命保険はかなりまとまった額が支払われたんです。
この生命保険、両親がまだ20代の頃にかけ始めた保険で
被保険者が60歳未満で亡くなった場合は高額な保障があるけど
60歳過ぎて亡くなった場合は支払われる金額が
ガクッと、本当にガクッ!と減ってしまう
定期付終身保険だったんです。
こういった保険は父親(一家の大黒柱)が定年するまでに子供は学校を
卒業し、ちゃんと自立でき、夫婦は自分たちの貯蓄もでき、退職金も
受け取った定年後ならもうそんなに多額の死亡保障は必要じゃなくなる
というような一般的?な家庭だったら、上記のような保障でも
いいんだろうけど、うちのように子供が二人とも自立できてなくて
十分な貯蓄もできていない貧乏家庭では父親(大黒柱)が60歳超えたときの
死亡保障がこれでは大変心もとなく「保険の見直ししたほうがいいですよ」
と母が懇意にしていた保険屋さんには言われてたらしいけど、
母もいろいろ忙しく先延ばしにしていたんだそうです。
そんな状況で父は50代で亡くなったので、結果的に我が家では
この保険を見直してなくてよかったということになりました。
もし見直して保障内容を変えていたり、他の保険に入り直していたら、
60歳過ぎてもらえる死亡保障額は増えていたかもしれないけど
それまでに亡くなった場合にもらえる額は確実に減っていたはずですから。
で父が残してくれたそのまとまった保険金を何に使ったかというと
借金の返済に充てたのです。
父が亡くなった当時、我が家にはけっこうな額の借金がありました。
一つは妹の奨学金。
私は大学の授業料免除制度が使えたので奨学金は受けずに済みましたが
妹は私学に行ったので貧乏家庭だからって理由だけで受けられる
免除制度が無く、奨学金を利用しました。
ですが妹も私と同じく就活がなかなか上手くいかず、
私以上にずっと収入が不安定だったうえに入院等で
全く働けなかった期間も長かったので返還期限猶予を使ってて
返済がまだほとんど終わっていなく、額もかなり残っていました。
もう一つは母が自分の両親(祖父母)から借りていたお金。
これは家の購入資金に充てるため借りたものです。
家購入時、両親は普通に銀行でローンを組んだんですが当時の金利は
今と比べものにならないくらい高く、利子にそんな高いお金を
払うくらいなら無利子でお金を貸してあげるから銀行のローンは
早々に全額繰り上げ返済し、その代わりに今後自分たちに
少しずつ返してくれたらいいと祖父母が申し出てくれたので、
その言葉に甘えてお金を借り、銀行のローンを完済したのち、
毎月祖父母に返済を続けていたのです。
これは当然借りた元の額が大きかったのとどうしても返せない時期は
待ってもらったりしていたので、まだまだ返済額が残っていました。
この2つの残っていた借金を父の保険金から完済することができたんです。
さらに余った分の保険金はこれまた母が懇意にしていて
我が家に親身になってくれていた銀行員さんが
今これをしたら絶対に増やせる!と声を大にして自信満々に
勧めてくれた資産運用に回すことができ、実際想像以上に増やす
ことができたので、50代で父が亡くなったのは私や家族にとって
人生最大の不幸でしたが、結果的にこの保険のタイミングが
いろいろ良い方向に働いたことだけは救いでした。
父がかけていた保険の内容を私は父が亡くなった後で知ったんですが、
やっぱりそのときそのときの家庭の状況に合わせて家族ぐるみで
保険の見直しを考えることは大事だなと思わされました。
今はなんとか家族3人の合算収入で生活は成り立っているので
この時の増やせたお金は老後や家族に何かあったときのために取っておくべく
母が定期預金に入れ、手をつけられないようにしています。
なので我が家は世帯としては小室圭さん(のお母さん)の
借金が返せるくらいの貯金と持ち家、田舎では必須の車も
あるのでそこまでの貧乏ではないのかもしれないですが、
70歳も遠くない母がいつまでバイト先に雇ってもらえるかもわからず
結局コロナの影響で障がい者枠の人員整理され解雇されてしまった
妹が次働ける目途もまだついていない、私も正社員就職が未だ叶わず
バイトを続けてる状態では先が見通せず不安が募るばかりです。
年齢とともに職歴無しの壁がどんどん厳しくなる中、今のコロナ禍で
ますますの難しさも感じていますが、とにかく私は今この生活が
できてるうちに何が何でも正社員就職できるよう今後も就活頑張っていきます。
私が社会保険かけてもらえる正社員になって母と妹を扶養に入れることが
できれば保険料負担を少しでも減らすことができるしね。
ある日の夜ご飯。

大好物牡蠣パスタです。ブナシメジと玉ねぎでかさ増し
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ありがとうございます。
このブログのコメントへの対応の仕方はこちらに書いています。

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文章になってますが我が家の場合です。
もともとうちは貧乏家庭なので父の預貯金はたいした額はなく
父の財産としては住んでいる家と土地がほぼ全てでした。
それも価値総額は数百万円ほどで、ほぼ土地の価格です。
築20年以上経っていた家の価値がほとんど無くなってたことには
当時驚きました。
車は親戚に引き取ってもらい(前々記事参照)家はそのまま
家族で住んでいるので現金化した不動産はありませんでした。
家・土地の名義は母にかえて、わずかな父の預貯金も、
それ以前から我が家の家計管理をしていた母に引き続き
管理してもらい家族の生活費となることに生計をともにしている
私も妹も異論があるはずもなく揉めることもなく、
不動産、現金合わせた遺産総額にしても数百万だったので
税金も一切発生せず相続は終わりました。
というわけで父の現金遺産はほとんどないに等しく、
葬儀費用と我が家に準備のなかったお墓や仏壇の
新設購入費用だけでも足が出るような状態でしたが
父の生命保険はかなりまとまった額が支払われたんです。
この生命保険、両親がまだ20代の頃にかけ始めた保険で
被保険者が60歳未満で亡くなった場合は高額な保障があるけど
60歳過ぎて亡くなった場合は支払われる金額が
ガクッと、本当にガクッ!と減ってしまう
定期付終身保険だったんです。
こういった保険は父親(一家の大黒柱)が定年するまでに子供は学校を
卒業し、ちゃんと自立でき、夫婦は自分たちの貯蓄もでき、退職金も
受け取った定年後ならもうそんなに多額の死亡保障は必要じゃなくなる
というような一般的?な家庭だったら、上記のような保障でも
いいんだろうけど、うちのように子供が二人とも自立できてなくて

十分な貯蓄もできていない貧乏家庭では父親(大黒柱)が60歳超えたときの
死亡保障がこれでは大変心もとなく「保険の見直ししたほうがいいですよ」
と母が懇意にしていた保険屋さんには言われてたらしいけど、
母もいろいろ忙しく先延ばしにしていたんだそうです。
そんな状況で父は50代で亡くなったので、結果的に我が家では
この保険を見直してなくてよかったということになりました。
もし見直して保障内容を変えていたり、他の保険に入り直していたら、
60歳過ぎてもらえる死亡保障額は増えていたかもしれないけど
それまでに亡くなった場合にもらえる額は確実に減っていたはずですから。
で父が残してくれたそのまとまった保険金を何に使ったかというと
借金の返済に充てたのです。
父が亡くなった当時、我が家にはけっこうな額の借金がありました。
一つは妹の奨学金。
私は大学の授業料免除制度が使えたので奨学金は受けずに済みましたが
妹は私学に行ったので貧乏家庭だからって理由だけで受けられる
免除制度が無く、奨学金を利用しました。
ですが妹も私と同じく就活がなかなか上手くいかず、
私以上にずっと収入が不安定だったうえに入院等で
全く働けなかった期間も長かったので返還期限猶予を使ってて
返済がまだほとんど終わっていなく、額もかなり残っていました。
もう一つは母が自分の両親(祖父母)から借りていたお金。
これは家の購入資金に充てるため借りたものです。
家購入時、両親は普通に銀行でローンを組んだんですが当時の金利は
今と比べものにならないくらい高く、利子にそんな高いお金を
払うくらいなら無利子でお金を貸してあげるから銀行のローンは
早々に全額繰り上げ返済し、その代わりに今後自分たちに
少しずつ返してくれたらいいと祖父母が申し出てくれたので、
その言葉に甘えてお金を借り、銀行のローンを完済したのち、
毎月祖父母に返済を続けていたのです。
これは当然借りた元の額が大きかったのとどうしても返せない時期は
待ってもらったりしていたので、まだまだ返済額が残っていました。
この2つの残っていた借金を父の保険金から完済することができたんです。
さらに余った分の保険金はこれまた母が懇意にしていて
我が家に親身になってくれていた銀行員さんが
今これをしたら絶対に増やせる!と声を大にして自信満々に
勧めてくれた資産運用に回すことができ、実際想像以上に増やす
ことができたので、50代で父が亡くなったのは私や家族にとって
人生最大の不幸でしたが、結果的にこの保険のタイミングが
いろいろ良い方向に働いたことだけは救いでした。
父がかけていた保険の内容を私は父が亡くなった後で知ったんですが、
やっぱりそのときそのときの家庭の状況に合わせて家族ぐるみで
保険の見直しを考えることは大事だなと思わされました。
今はなんとか家族3人の合算収入で生活は成り立っているので
この時の増やせたお金は老後や家族に何かあったときのために取っておくべく
母が定期預金に入れ、手をつけられないようにしています。
なので我が家は世帯としては小室圭さん(のお母さん)の
借金が返せるくらいの貯金と持ち家、田舎では必須の車も
あるのでそこまでの貧乏ではないのかもしれないですが、
70歳も遠くない母がいつまでバイト先に雇ってもらえるかもわからず
結局コロナの影響で障がい者枠の人員整理され解雇されてしまった
妹が次働ける目途もまだついていない、私も正社員就職が未だ叶わず
バイトを続けてる状態では先が見通せず不安が募るばかりです。
年齢とともに職歴無しの壁がどんどん厳しくなる中、今のコロナ禍で
ますますの難しさも感じていますが、とにかく私は今この生活が
できてるうちに何が何でも正社員就職できるよう今後も就活頑張っていきます。
私が社会保険かけてもらえる正社員になって母と妹を扶養に入れることが
できれば保険料負担を少しでも減らすことができるしね。
ある日の夜ご飯。

大好物牡蠣パスタです。ブナシメジと玉ねぎでかさ増し

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