春は出会いと別れの季節と言われますが…



私に出会いは一向にないけど、別れは突然訪れてしまいました。
数少ない地元の友人(独身40代女性)が転勤で地元を離れることになりました。

彼女は一定期間働いてお金を貯めては海外に行き、帰ってきてまた働いてお金を貯めてはまた海外に行きという生活をしていたので自分の意思でずっと派遣社員をしていました。
それがコロナに突入し海外に行けなくなり、仕事を辞めることなく働き続けていると優秀な彼女は派遣から正社員に採用され、今回とうとう本社勤務が決まり都会に出ていくことになってしまったのです。

もちろん大栄転で喜ぶべきことです。
別にこれで縁が切れるわけでもないし、また帰ってくる機会もあるだろうから一生会えないわけでもないでしょう。

でも…私は地元で会える数少ない友人がまた減ってしまう淋しさ、友人の出世話に比べてかけもちフリーターから一向に抜け出せない自分の情けなさに胸をえぐられる思いです。
できる友人とできない自分に永遠に追いつけない距離を感じてしまう。



ある日の夜ご飯。
カレー
一生これだけしか食べられないとしたら何にする?って愚問に私が答えるならカレーライスっていうかもしれない。←だからなんだ
チキン(惣菜)とサラダは家族とシェアです。


タイトルは井伏鱒二の有名な漢詩の訳詩です。
昔から言葉の響きが好きな一節です。

この盃を受けてくれ
どうぞなみなみつがしておくれ
花に嵐のたとえもあるぞ
さよならだけが人生だ

元の漢詩の意味では
友人との別れに酒を勧め、花が咲いても風雨で散っていくように人生に別れはつきものだよと励ますような詩なんだけど後半の和訳で私は受ける印象がだいぶ変わってきます。
日本人っぽい。本当に名訳だと思う。


―――――――――――――――――――――――――
今コメントのお返事はできていませんが全て読ませてもらっています。
ありがとうございます。
このブログのコメントへの対応の仕方はこちらに書いています。



独身日記ランキング

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 40代おひとりさまへにほんブログ村

にほんブログ村 その他生活ブログ 貧乏・生活苦へにほんブログ村